
化粧品原料
フード・ヘルスケア事業部は、ビタミンE、ショ糖脂肪酸エステル(サーフホープシリーズ)、ポリビニルアルコール(ゴーセノールEGシリーズ)、エリスリトールという、大きく4種類の化粧品原料を保有しています。
ビタミンE
ビタミンE(トコフェロール)は抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミンで、化粧品原料として広く使用されています。肌の酸化ストレスを軽減し、血流促進や保湿に貢献します。また、他の成分の酸化を防ぐ添加剤としての役割も果たします。
合成ビタミンE
天然ビタミンE
ショ糖脂肪酸エステル(サーフホープシリーズ)
ショ糖脂肪酸エステルは、ショ糖(スクロース)と脂肪酸をエステル化した成分で、乳化剤や可溶化剤として広く使用される界面活性剤です。天然由来の成分であり、安全性が高く、化粧品やスキンケア製品に多く配合されています。
ポリビニルアルコール(ゴーセノールEGシリーズ)
ポリビニルアルコール(PVA)は、水溶性の高分子化合物であり、フィルム形成剤や増粘剤として化粧品に広く使用されています。また、両親媒性の構造を持ち乳化助剤としての役割も果たします。優れた被膜形成能力を持ち、スキンケアやメイクアップ製品に多く配合されます。
その他
エリスリトールは、天然に存在する糖アルコールの一種で、保湿性や、溶解時の吸熱によるひんやり感出しや乾いた際のさらさら感出しといった感触改良の目的で、化粧品に使用される成分です。低刺激でありながら、高い保湿効果を持ち、肌にやさしい特徴があります。食品添加物としても使用されるほど安全性が高く、スキンケア製品への応用も増えています。