乳酸菌

乳酸菌

ラクリス™は、有胞子性乳酸菌を主剤とする、熱にも酸にも強い生きて腸まで届くプロバイオティクス製剤です。

乳酸菌とは?

乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌。。。よく耳にするけれど、どのように違いがあるのでしょうか。 これらは私たちの身体にとって有益な微生物ですが、含まれている食品には違いがあります。 ここでは、有益な微生物についての分類と、摂取できる食品について述べてみます。 私たちの身近に存在する、有益な微生物をその特徴によって分類しました(図)。
乳酸や有機酸を産生する微生物の代表例が、ビフィズス菌、乳酸菌、及び有胞子性乳酸菌です。 これらは、例えばヨーグルトやキムチなどの発酵食品に含まれています。 胞子(芽胞)と呼ばれる構造体を形成する微生物の代表例が、納豆菌、及び有胞子性乳酸菌です。 名前の通り、納豆に含まれる菌として知られています。 乳酸や有機酸を産生する/胞子(芽胞)を形成するといった2つの特徴を併せ持った微生物がいますね。それが有胞子性乳酸菌と呼ばれる微生物です。 世の中には様々な微生物があり、私たちの生活にとっても必要不可欠なものですが、その中でも有胞子性乳酸菌と呼ばれる微生物は大変珍しい特徴を持っています。 私たちは、このユニークな特徴を持つ微生物に注目し、以前より研究開発活動を続けてまいりました。
そして、ラクリス™という名前をつけ、半世紀以上にわたり販売をしています。

有胞子性乳酸菌 ラクリス™

概要

ラクリス™は大麦緑芽から見つかった有胞子性乳酸菌を主剤とする、生きて腸まで届くプロバイオティクス製剤です。

胞子(芽胞)を形成するため、熱や酸に強く、生菌として様々な加工食品や飼料に添加することができます。 当初は医薬用のプロバイオティクスとして開発されたという経緯を持ちます。

『だから、君と生き抜く』半世紀以上の販売実績を通し、私たちの生活に寄り添ってきたラクリス™。 私たちは、現在もその可能性を模索し、研究・事業活動を継続しています。

その最大の特長である『天然のカプセル』

ラクリス™は天然のカプセル(胞子)に守られ休眠状態の有胞子性乳酸菌を製剤化しています。 そのため熱や酸に強い耐性を持ち、様々な食品に添加することができます。

体内に入った胞子は、胃酸や体温の刺激を受けて活性化し、腸内で目覚めて活動をはじめます。 このようにラクリス™には一般的な乳酸菌にはないユニーク特徴があります。

その特長を活かしたアプリケーション

上記の特長を有するため、様々な加工食品に生菌の価値を加えることができます。

すなわち、熱や圧力がかかるような加工工程でも死滅せず、長期間保存しても菌数の減衰がありません。 加えて、口から入った有胞子性乳酸菌は胃酸や胆汁酸の刺激を受けて活性化し、増殖していくことで乳酸や有機酸を産生します。結果として腸内のpHを低下させることで、蠕動運動を活発化する。

あなたの健康維持に寄り添います。

この内容は決して私たちの食べる食品だけではありません。鶏、豚、牛、さらには水産生物においても同様の挙動を示します。 加工食品だけでなく、畜産動物の飼料、さらにはペットフードまで。ラクリス™の特長を生かしたアプリケーションは今もなお広がっております。

他素材との掛け合わせでその可能性はさらに広がる

ラクリス™は、他にはちょっとみあたらない多機能型乳酸菌。

さらに、プレバイオティクスとの掛け算でシンバイオティクスに。
生きた有用菌と、有用菌の栄養源を同時に摂取することで、より効果的に整い、健康増進に役立ちます。

既存の製品とコラボするだけで、よりパワーアップ。腸活は、ハイブリッド新時代へ。


健康は、掛け算できる。





研究開発の歴史

有胞子性乳酸菌ラクリス™は販売開始からまもなく60年を迎えます。 菌の発見から、基礎研究を経て、今や世界中で幅広い領域で使用されています。

保有する認証状況と製品グレードについて

当社保有の認証状況、及び、製品グレードについて紹介します。



製品名 有胞子性乳酸菌 賦形剤 備考
ラクリス™-S 50億個/g以上 乳糖 * 乳糖の残存タンパク質量は数μg/g未満であり、食品へのアレルギー表示は不要です。
ラクリス™-15 150億個/g以上 デキストリン
飼料用ラクリス™-10 10億個/g以上 炭酸カルシウム

取扱製品

関連する製品一覧です。

ラクリス™-S

ラクリス™-S、ラクリス™-15

飼料用ラクリス™-10

飼料用ラクリス™-10

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