ビタミンEリノレートミクスチャー

ビタミンE

合成と天然の両方のビタミンEを取り揃えており、世界でonly oneのユニークな合成ビタミンE誘導体を取り扱っております。

ビタミンE(tocopherol)とは

1937年にエバンスがエマーソン夫婦の協力を得てビタミンEの抽出に成功しました。ギリシャ語のtocos(子をはらむ)、pheros(力を与える)、ol(アルコール)、よりtocopherolと命名されました。

ビタミンEの種類

ビタミンEは合成型と天然型が存在します。

 

ビタミンEには4種類の同族体が存在します。

 

ビタミンEの抗酸化作用

ビタミンEの抗酸化機構は、活性酸素ラジカルを補足することにあります。

生体内と生体外では抗酸化作用の強さが同族体によって異なります。

生体内

    輸送タンパク(α-TTP)はα体を優先的に輸送します。

    反応性が高いα体が最も効果が高いです。

生体外(食品や化粧品の酸化防止)

    α体は反応性が高く速やかに消費され持続性がありません。

    保存期間が長く、酸化条件が厳しい生体外では安定性の高いδ体が最も効果が高いです。

天然ビタミンE

製品名保証規格入れ目(kg)
天然ビタミンE医薬部外品原料規格1, 5
d-δ-トコフェロール医薬部外品原料規格1, 5

合成ビタミンE

製品名保証規格入れ目(kg)
日本薬局方 トコフェロール
(製造専用)
日本薬局方1, 180
酢酸DL-α-トコフェロール医薬部外品原料規格1, 5
トコフェロールニコチン酸エステル日本薬局方1, 5
ビタミンEリノレートミクスチャー自社1, 5, 15

天然ビタミンE/d-δ-トコフェロール

POV測定結果
  本系では、d-δ-トコフェロールはBHTと同等の抗酸化能を示しました。

トコフェロールニコチン酸エステル(EN)

ビタミンB群の一つで末梢血流促進作用や脂質代謝改善作用を有します。
ニコチン酸をビタミンEにエステル結合したビタミンE誘導体です。


EN は、ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF) への塗布で、Ⅰ型コラーゲンの合成を濃度依存的に増加させました。

ビタミンEリノレートミクスチャー(EL)

セラミド群の酸性に寄与するリノール酸と脂質過酸化・経皮水分蒸散量上昇・組織内細胞障害惹起を抑制するトコフェロールをエステル化したビタミンE誘導体です。


HaCaT細胞の疑似メラノソーム(蛍光ビーズ)の取り込みがUVB照射によって増加することを、ビタミンEリノレートミクスチャーが抑制しました。

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